労働安全衛生大会を開催

令和5年12月1日、井上組安全協議会主催の第38回労働安全衛生大会を執り行いました。
来賓の方々や協力会社の皆様に御出席いただき、誠にありがとうございました。

はじめに、三好労働基準監督署 署長 四宮様のご講話『労働災害発生状況から見た危険性への意識について』から、最新の災害事例や事故事例に基づき、どのような状況で重機災害や重大事故が発生しているのかその傾向性や特徴を確認し合い、また回避するための対策について、そのポイントをしっかりと学ぶことができました。

次に、国土交通省徳島河川国道事務所 池田国道維持出張所長 吉香様のご講話『安全管理と事故について』では、年度比較した多発事故の傾向データにおいて、技術が進展した結果、多種多様な機械設備などが用いられる労働環境により、リスクが分散、多様化しつつある現状を事例により確認し、共通認識できました。これからは従来にないリスクを見越して、安全管理に対してより繊細に取り組んでいく必要があります。また重大事故防止のためには、ヒヤリ・ハットを活用してPDCAを対処するという基本的な姿勢でリスクマネジメントを実践する重要性を再認識できました。

徳島県美馬警察署 交通課長 岩本様のご講話『交通安全について』では、近年の交通事故の数の推移や事故の特徴、傾向性や事故を防止するための対策ポイントについて、しっかりと学習できました。また最近増え続けている、違法行為となる《ながら運転》のさらなる罰則強化についてもお伝えいただきました。

第2部では、徳島県の環境アドバイザーである森様より『SDGsについて』ご講話をいただきました。「持続可能な開発目標」という言葉だけ聞くと難しそうなイメージもあるかもしれません。ですが、私たちの生活や仕事の活動の中では、実は大変身近なものとなります。日常のあらゆることは、少し意識を変えるだけでSDGsに繋がっていることに気づかされました。当社では≪女性活躍推進≫≪社会貢献≫≪環境への配慮≫などのコンセプトでもSDGsに取り組み、今後も地域とともに持続可能な発展と成長に貢献してまいります。

これからも社員一同、一人ひとりが安全に対する意識を高め、安心快適な職場づくりと労働災害事故を起こさない決意を新たに、今年度のスローガン【心にひそむ近道は最も危険な 事故が待つ】と共に専心努力してまいります。

 

 

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