SDGsへの取り組みについて

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます(外務省ホームページより抜粋)。
株式会社井上組では、2019年から『SDGs(持続可能な開発目標)』の取組みを開始し、現在7個の項目について地域の発展に貢献する企業を念頭に活動しています。


すべての人に健康と福祉を
献血活動
当社では、年に2回献血活動を行い、地元の方や協力会社様にご協力いただいています。献血活動を通して、社会貢献への自覚を高め、豊かな社会づくりとその持続的な発展に貢献します。集まった血液が一人でも多くの方に役立つことを願っています。

老人介護施設訪問
老人ホーム等の施設を訪れ、慰問活動をしています。始まりは平成28年、施設近くの吉野川北岸での築堤工事でした。クリスマスにサンタクロースに扮し、お菓子のプレゼント!とても喜んでいただいています。
楽しみに待ってくださる利用者様の笑顔にこちらが元気をもらっています。

質の高い教育をみんなに

筆育講座
地域に根付き、役立ちたい思いから、平成23年より地元の小学校・現場近くの小学校などで、正しい鉛筆の持ち方を教える「筆育講座」を続けています。講師をお迎えし、社員もスタッフとして活動することで、地域との絆も深まっています。
森本智香講師 「えほんの店 コッコ・サン」
平成11年 絵本の店を開業 その後お店をしながら講師としても活躍

ジェンダー平等を実現しよう

女性技術者の採用
建設業界では業界全体を活性化させるため、男女問わず誰もが働きやすい業界へと変化しています。当社も、女性が活躍できる環境を整え、積極的に技術職の女性を採用しています。3次元測量やドローンによる空撮も女性が担当し、ICTアドバイザーとしても活躍しています。

産業と技術革新の基盤をつくろう

ICT施工の導入
建設現場の作業効率化と生産性向上、さらには品質と安全確保を目的に、ICT建機の自動制御技術や創作サポート技術で作業を遂行しています。レーザースキャナやドローンなどのICT技術を利用して3次元データの作成を行い、そのデータを建設機械に取り込み施工しています。

住み続けられる街づくりを

駄菓子屋 いのうえぐみ
2014年、地域の交流の場所として、本社の一角に駄菓子屋をオープンしました。今では子ども達や親子連れなどが気軽に立ち寄り、関わりを持つことができる「地域のプラットフォーム」となっています。さらに駄菓子は、災害時の非常食として利用できると考えています。

気候変動に具体的な対策を

環境負荷の低減
エコアクション21やカーボン・オフセットに取り組み、CO2の排出量削減、産業廃棄物排出量削減に努めています。建設機械は、排気ガス対策型機械・低騒音対策型機械で、材料・資材等においても調達段階で環境に配慮しているものを使用しています。

パートナーシップで目標を達成しよう

なでしこBC連携
建設業を中心に徳島県、岡山県、和歌山県、高知県にわたる18企業から「なでしこBC連携」を発足しました。技術者、技能者の持つ工事経験、建設機械等による機能性、地元のコミュニティを活かし災害時における応急・復旧活動を行えるよう定期的に合同パトロール活動、各種訓練及び意見交換会を行っています。