令和4年12月2日、井上組安全協議会主催の第37回労働安全衛生大会を執り行いました。
来賓の方々や協力会社の皆様に御出席いただき、誠にありがとうございました。
来賓の方々には、災害防止や安全について御講話いただきました。
三好労働基準監督署 署長 四宮様には、【建設業における労働災害発生状況と災害防止のための意識】について、御講話いただきました。災害防止のためのポイントや意識改革、また感染症対策について事例をご紹介いただき、自社に反映できるものは何かを考えることができました。
国土交通省徳島河川国道事務所 吉野川貞光出張所長 岡本様には、【安全管理と事故】について御講話いただきました。事故が発生しにくい現場にするためには、油断・軽視・不安全行動などの事故要因を無くし、社内安全パトロール以外の抜き打ち点検や安全設備不足の是正などが効果的であることを学びました。
徳島県美馬警察署 交通課長 岩本様には、【交通安全】について御講話いただきました。
地域の交通安全について数字を基に現状を知り、少しの安全確認で事故は未然に防げることを再確認しました。
最後に、産業カウンセラー 浜田先生より【ワーク・エンゲイジメント】について御講話いただきました。近年の社会情勢の変化により、メンタルヘルス対策も重要と考えます。働く上で「熱意」「没頭」「活力」が充実するために個人や組織ができる工夫点を学びました。
御講話により、労働災害の実態やその対策について知識・理解を深め、労働災害事故を発生させない決意を再認識することができました。
特に建設業においては事故を未然に防ぐために、機械や設備を安全な状態で使用することや、労働者に対する適切な教育の実施が非常に必要とされることを深く心に刻みました。
今後においても社員一同、一人ひとりが安全に対する意識を一層高め、日々の工程における報告・連絡・相談を徹底し、安全な職場づくりと労働災害事故を起こさない決意を新たに、今年度のスローガン【ゼロ災害 ひとりひとりの 心がけ】に向け専心努力して参ります。