12月5日、井上組安全協議会主催の第40回労働安全衛生大会を執り行いました。
来賓の皆様、協力会社の皆様にはご多用のところご出席いただき、誠にありがとうございました。
第1部でははじめに、三好労働基準監督署 署長 渡辺様より「建設業における労働災害の防止」についてご講話いただきました。建設業では墜落・転落災害が最も多く、どのような状況で発生しているのか、また注意すべきポイントをご説明いただきました。転倒災害については、4S活動(整理・整頓・清掃・清潔)という基本的な取り組みが効果的であること、さらに現場の「見える化」を進めることで安全に対する意識の共有が図れることを学びました。
続いて、国土交通省 徳島河川国道事務所 副所長 水野様からは、「最近の架空線事故について」ご講話いただきました。道路事業で発生している架空線事故の事例をもとに、人的要因・物的要因・管理的要因の観点から分析した内容をご紹介いただきました。多角的な視点で事故要因を捉えることの重要性を認識するとともに、書類に記載されている条件や注意事項を正確に理解し、作業前に共有することが安全確保の基盤であることを実感しました。
次に、国土交通省 徳島河川国道事務所 吉野川上流出張所 所長 高川様より「事故防止のための安全管理について」ご講話いただきました。四国管内で発生した事故事例を基に、事故の原因や再発防止策、そして工事事故がその後の受注機会にも大きく影響することをご説明いただきました。事故を防ぐことは、企業の信頼を守り、地域から安心して仕事を任せていただける存在であり続けるための基本であることを再認識しました。
さらに、美馬警察署 交通課長 矢野様からは「交通事故防止について」ご講話いただきました。車の利用が欠かせない日常の中で、交通事故がどれだけ発生しているのか、データを基に現状をご説明いただきました。交通事故防止のための基本ルール、美馬市内で事故の多い時間帯や場所についても教えていただき、一人ひとりが安全運転を徹底することが、地域全体の事故削減に直結することを改めて認識する機会となりました。
第2部では、愛媛県地球温暖化防止活動推進センター センター長 日野様より「温暖化と安衛法と熱中症について」ご講話いただきました。近年、猛暑日が急増しており、熱中症への警戒をより高める必要があること、また「熱中症かもしれない」と感じた際の正しい対応方法についてお話しいただきました。職場で体調不良の症状が見られる方への対処方法についても学び、来夏に向けて、早期の職場環境整備と社員一人ひとりの体調管理意識の向上が重要であると強く感じました。
今回の安全衛生大会では、例年より多くの講師の皆様にご登壇いただきました。これは、当社が「安全を最優先に掲げる企業姿勢」を一層明確に示すとともに、継続的なゼロ災害の達成に向けて、安全への取り組みをより深く・多面的に進化させたいという思いからです。
これらの講話を通じ、安全に対する意識を一層高める貴重な機会となりました。
令和8年の安全スローガン『なれ作業 気持ちのゆるみが 事故のもと!』を胸に、社員一人ひとりが安全最優先の姿勢で災害防止に努め、日々の業務に取り組んでまいります。

